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アルバイト,パートで働いていますが個人再生できますか

 

アルバイトやパートで働いている方が個人再生できるかは,個人再生で圧縮した債務の履行可能性があるかどうかによります。そのため,アルバイトやパートだからといって,一切,個人再生が認められないということはありません。

通常,アルバイトやパートの方であれば,正社員の方に比べて,収入が少ないことが多いため,履行可能性の判断がやや厳しくなります。

例えば,債務総額が500万円以下,一人暮らしでアルバイトで働いているような方で,毎月のアルバイト代から,家賃,食費,光熱費,その他生活費を引いた後,3万円程度安定して残るようであれば,十分に履行可能性が認められ,個人再生ができます。

次に,アルバイトやパートの方で月7,8万円程度の収入の場合,履行可能性が認められるかについて,実家で親と同居している方や,結婚をしていてご主人の収入があるような場合,親や夫との収入からの援助が得られる前提で,履行可能性を判断してもらうことができますので,個人再生が可能です。

さらに,親元に居住していたり,ご主人と同居していて,同居の家族には収入があるが,自分自身は,無職で収入がないような場合どうかといいますと,自分の収入が全くなければ,履行可能性が認められず,個人再生ができないことになります。

では,現在,失業しているが,仕事を探しているような場合どうでしょうか。この場合,無職の状態で個人再生を申立てしても,履行可能性が認められませんので,仕事が見つかってから,数ヶ月実際に働いてみて,収入を得た実績を作ってから,今後も同じ仕事を継続する前提で,履行可能性の判断をしてもらい,個人再生を認めてもらうことができます。

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